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コラム・holiday

2021.10.20

空間デザイン

Dressing vol.2でも紹介させてもらった、
2020年の春からスタートした子ども達のアート作品を募集してオンライン上で展示・鑑賞するholidaymuseum。

 

実は、スタート直後から「このプロジェクトはすごく良いから、地道に続けて開催してください。そうしてくれれば、僕が形にしますから。」と言い続けてくれた親友のディレクターの存在がありました。正直、毎日がどうなっていくのか?という不安も抱える日々もある中で、彼の言葉を信じてまさに地道にやり続けていました。(モチベーションが低いという訳では決して無く、、、。準備・運営・管理・関係各所への報連相と、なかなか業務は多いのです!)

 

「スプリング-春でもあってバネでもある」
「さまざまなサマー」
「artwarming – アートに心を込めて」
そして、この夏の「ここ、夏。」

 

たくさんのアーティスト達からの応募、毎回色々なジャンルで活躍する方々の審査員としての協力、保護者をはじめたくさんのサポーター、お陰様で回を重ねるごとにレベルアップしながら、毎回素晴らしいアートと出会い、交流出来る場として成長して来ました。

 

夏が終わった頃に、突然、彼からの電話
「直島で展示しましょう」

 

草間彌生のオブジェクトや地中美術館、IEプロジェクトなどによって「アートの島」と言われる直島に、彼が勤める会社で管理している物件があるので、そこを活用して、holidaymuseumのリアル展示を行いましょう。という内容でした。

 

急遽、今までの応募作品の中から「館長のキュレーション」という形で50作品ほどを貸し出してもらい、出発しました。

 

結果、約1週間、直島に滞在して来ました。

↑直島について書いていますが、実は初の直島、そして初のholidaymuseumリアル展示という事もあり、「現場に着いたら早々に設営頑張るぞー!」と鼻息荒く意気込んでいたところ、彼から「堀出さんに、まずは直島という場所を知って欲しい、その場所を感じて欲しい」と高松から直島に向かうフェリーで言われました。

 

到着してからも、こちらもリアルに朝海沿いをジョギングしたり、街並みを散策したり、こんな事してて大丈夫かなーと不安な気持ちがあったのですが、徐々に、直島にピントがあってくるような感覚が生まれ、風土や文化やアート作品、直島を観に来ている人、地元の人、色々な景色を自分自身の中で考えはじめ、そして、本来の目的であるholidaymuseumの作品達を「この場所にこう飾ろう」というのが明確に見えた瞬間がありました。

 

この部屋は、こういうテーマ・ストーリーを設けて、香川・直島らしさをこんな感じで演出させてもらったりしながら飾っていこうという道が見えました。

 

場所(直島)、物(子ども達のアート作品)、気持ち(館長としてどうしたいか)
リアルな場所で展示するためには、この3つの要素を調和させて、上手く組み合わせる事が大事なんだと彼のアドバイスのお陰で知る事が出来ました。

 

このコラムのテーマは「Dressing」
holidaymuseumのリアル展示は色々な要素を調和させた空間は、彼のピリッとスパイシーな考え・助言、行動力のドレッシングによって仕上がりました。

 

holidaymuseum VOL.REAL AT NAOSHIMA、一般公開はありませんが、アート関係者・地域の子ども達に観てもらうという交流を図りながら、ゆくゆくは全国で「アートの環境デザインをより良く、より楽しくすること」を目指していきたいと館長は思っています。

 

holiday <クリエイティブユニット>

アートディレクターの堀出隼と料理家の堀出美沙から成るクリエイティブユニット。“ make everyday happy(毎日を楽しく)”をコンセプトに、アート&フードディレクション、ケータリング、空間演出、ディスプレイ、イベント企画、オリジナルグッズプロデュースなど「食とデザインとアート」を中心に活動中。2018年1月に葉山一色に食堂・アトリエスペース「HOLIZONTAL」をオープン。

holiday公式サイト | Instagram: @holizontalhym | Instagram: @weareholiday |

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