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理想のリビング・ダイニング
with bloomoi mates(ブルーモワ・メイツ)

理想のリビング・ダイニング with bloomoi mates(ブルーモワ・メイツ)

bloomoiが大切にしているコンセプトのひとつに「共創」があります。常にインサイトに触れ、対話を重ねることで、共感を生む住まいが実現するという考えのもと、新しいカタチの共創プロジェクトとして、bloomoi matesプロジェクトがスタートしました。多方面で活躍する10名のメンバーとともに約1年間に渡り、理想の住まいについて考えた本プロジェクト。リアルなライフスタイルと理想について、様々なテーマで対話を重ね、実際に“理想の住まいのカタチ”を作り上げていきます。今回はbloomoi matesによる理想の住まいができあがるまでをご紹介します。

リビング・ダイニングの"悩み"共有

メンバーひとりひとり、ライフスタイルやライフステージも多様で、様々な観点を持っています。今回はふたつのチームに分かれ、リビング・ダイニングを「間取り」と「収納」という切り口で、悩みを共有しました。

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間取りの悩み「ちょうど良い広さって?」

広さの最適解というのは、ひとつではありません。「何人で暮らすのか」という前提条件もありますが、まずは「どう暮らすか、どういう空間が自分にとって心地よいか」という議論になりました。自分にとって「狭い」という悩みはくつろぎや満足感を求めているし、一方で「広すぎる」と部屋が殺風景になり、空間をうまく使えない、エアコンが効きづらいという悩みに。

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収納の悩み「見せる収納?隠す収納?」

居心地のよい空間には「好きなものを飾る」「オシャレ」「眺めているだけでリラックスできる」といった見せる収納も大きな要素です。しかし「どう飾ればよいかわからない」「埃がたまる」「収納量が不足して隠したいアイテムの収納が追いつかない」など表と裏の収納に対する悩みも多く挙げられました。

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リビング・ダイニングのレイアウトを考える

続いて、リビング・ダイニングやキッチンのレイアウトを検討しました。議論した間取りと収納の"悩み"を理想へと具現化するプロセスとして、リビング、ダイニング、キッチンそれぞれに置きたいものをピックアップして、どう収納したいか(見せたい/隠したい)を考え間取りレイアウトのカタチを導き出しました。

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「何を置きたい?どう収納したい?」

レイアウトを考える上で大事なのは、このスペースで何をしたいか?という具体的なイメージです。そこで各スペースごとに、置きたいアイテムを挙げて「見せたい/隠したい」という収納面での理想を加えたワークショップを行いました。その内容はとてもリアルで参考になるものばかり。例えば、キッチンに置きたい&見せたいアイテムは「お気に入りの食器・高価な鍋・パン・オシャレなシリアル」といったリビングから見えても様になるアイテムだったり、普段使いのバッグの置き場所にこだわりがあったり、PCなど集中して作業ができる場所は必須など。

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bloomoi matesが考えた、理想の収納とレイアウトとは

理想の収納
・収納も兼ねるリビングのステップフロア
・リモコンや爪切り、診察券など細かいものを収納する棚
・次の日に使うコートやカバンなどを収納できる場所をリビングの玄関に一番近いところに配置
・リモコンや爪切り、診察券など細かいものを収納する棚

理想のレイアウト1  アイランドキッチン
・家族の顔が見えるキッチン
・キッチン周辺をぐるぐる回れる動線が使いやすい
・手もとが立ち上がっていると良い
・軽い食事がサッと摂れるカウンター

理想のレイアウト2  リビング・ダイニング
・食事をするダイニングと、ゆっくり寛ぐリビングは分けて広く見せたい
・壁面の大きな一面収納やステップフロア

理想のレイアウト3 + α
・グリーンを飾れるような出窓やカウンタースペース

模型で検証

これまでのアイデアを一度カタチにするために、今までの意見をもとに模型を作り、いろんな観点からアイデアや暮らしやすさを検証します。リビングの形状が、横長タイプと縦長タイプのプランの模型を用意し、それぞれの良い点・改善点を出し合って、より具体的なアイデアへと昇華しました。

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理想のリビング・ダイニングまであと少し!みんなで考えた理想のプラン

プランのポイント
・横長リビング・ダイニングでキッチンのレイアウトを検討
・リビング収納は壁面を使い様々な形を組み合わせ、圧迫感を与えないデザインに
・キッチンはアイランド型で、立ち上がり・カウンター下に収納を設置
・キッチン脇に、昔の「電話台」のような収納を設置

モデルルームでさらに検証

メンバー全員でモデルルームを視察して具体的なアイデアを膨らませ、模型レイアウトの細部を検証していきます。見学に訪れたのは、bloomoiが参画したBrillia文京江戸川橋のモデルルーム。キッチンやbloomoiスペース、洗面化粧台など、それぞれに「自分らしい」を追求したライフスタイルを反映したプランの開発背景や、商品コンセプトをbloomoiメンバーが紹介し、モデルルームをじっくりと見学しました。カタチだけを見るのではなく、そこに至る経緯を知ることで、思い描いているイメージをどのように具体化するか考えるヒントが見えてきたり、実際に手で触れることで使いやすさを体感できたようです。

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ついに完成!理想のリビング・ダイニング

約1年の歳月をかけて、bloooi matesのみなさんと共につくり上げてきた“理想のリビング・ダイニング”が完成しました。図面や模型で、仕上がりの空間をイメージしながら議論を重ね、頭で思い描いていたものと違っていないか?本当に使いやすいか?などカタチにする不安もありました。実物大の“理想のリビング・ダイニング”を目の前にして、その想像以上の仕上がりに驚き!チームで一つのものを作り上げる喜びを分かち合いました。

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POINT 1 : キッチン横収納

VOICE
・料理の合間なども時間を有効に使いたい。料理のレシピなどを置きたい
・人が来た時に散らかっているものを隠したい

IDEA
・扉をつけることで急な来客時でも隠せる空間に

POINT 2 : サイドポケット

VOICE
・診察券や領収書など家族の大事なものを、どこか1箇所にまとめておきたい
・爪切りや文房具などよく使う細々としたものを仕舞いやすいスペースが無い

IDEA
・家族で共有でき、まとめて仕舞えるスペースを家族の集まる場所に
・引出し付の収納を計画し、細々としたものも仕舞いやすく、取り出しやすい場所に配置

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POINT 3 : 壁面収納

VOICE
・見せたくないものと飾りたいもの両方オシャレに収納したいし、たくさん仕舞いたい
・リビングで化粧することが多いが、化粧BOXを収納しておく場所がない

IDEA
・ディスプレイもでき、隠したいものもスッキリ収納できる壁面収納
リビング壁面に何でも収納可能な大容量の壁面収納を確保

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POINT 4 : アイランドキッチン

VOICE
・対面キッチンも憧れるけど、動線が少し使いにくい
・オープンなキッチンがいいけど、手元は隠したい

IDEA
・回遊できて家事動線を確保しながら、家族の様子が見えてリビングとも繋がるアイランドキッチン
・部屋全体を見渡せる場所に立ち上がりのあるキッチンを配置

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POINT 5: bloomoi Rack (ブルーモワラック)

VOICE
・帰宅後すぐにバッグやアクセサリー、鍵、時計を一時的に置ける収納が欲しい。床には置きたくない
・リビングに入ったところに棚が欲しいが圧迫感のないカタチがよい

IDEA
・オシャレなアンティークのチェストをセレクト。リビングのアクセントにもGOOD
・出入り口の近くに低めのチェストを置くことで生活の邪魔にならずに広く便利に使える

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POINT 6 : 大型のL型ソファ

VOICE
・ゆっくりリラックスできるリビングや、+αの空間がほしい。テレビに向かって足を伸ばしたい
・友人が大勢来ても対応できるレイアウトがよい

IDEA
・足を伸ばして座れるL型のソファでくつろげる空間に
・大きなL型のソファで向かい合っても会話が楽しめる間取りに

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※掲載の写真は当社施工例です。採用物件のプランによってセレクトできない場合や、設備・仕様や形状が異なる場合、有償セレクト・オプションとなる場合があります。

この記事は2019年9月に当ウェブサイトで掲載された記事を編集したものです。