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家族みんなが使う収納のカタチ
with OURHOME(アワーホーム)

家族みんなが使う収納のカタチ with OURHOME(アワーホーム)

心地よい我が家をキープしたいけれど、家族の生活は絶え間なく繰り広げられます。人が動けばモノは散らかるし、モノも増えていき、いつの間にか片づけの迷子になることも。bloomoiでグループインタビューやアンケートを行うと、「収納」に関する悩みは常にトップにランキング。私たち女性にとってモノと暮らしをつなぐ「収納」は重要なテーマ。OURHOMEを主宰する整理収納アドバイザー・Emiさんと共に「家族みんなをまきこみ、気持ちがラクになる収納」を考案しました。玄関収納、ランドリースペース、コミュニケーションコーナーなど、“無理せず・楽しく・気持ちよい”収納のカタチをご紹介していきます。

洗濯の「分ける・洗う・干す」が洗面室で完結

まずは洗面室にある洗濯機まわりの収納。洗濯は毎日の家事。お風呂の時に脱いだ服がキレイになるまでのステップを一つ一つ考え「分ける・洗う・干す」が一箇所で完結できると、とってもラクになるはず。そのために必要な収納を考えました。洗濯機の上のハンガーパイプは、取り出してすぐハンガーに服を干せます。洗剤やタオルはオープンなL字棚におくことで、取り出しやすくなります。写真ではご紹介できていませんが、リネン庫の下に洗濯カゴを収納できるので、洗面所に洗濯カゴが出しっぱなしになりません。動作が一箇所で完結できることで効率良く、洗濯に対する気持ちがラクになります。

ランドリールーム

子どもが自分で「取り出す・しまう」ができるオープン収納

モノの所在がわからなくなると、大切なものをなくしてしまったり、ストレスになったり、家族のごきげんな時間が減ってしまいます。それを解決するには「モノがどこにあるかが、家族みんなにとってわかりやすいこと」がとても大切。オープン収納はラックや収納ボックスを使った誰でも実現可能なスタイルで、子ども自身が自分でモノを取り出し片付けられるように、「手が届く場所にあること」「1ジャンル1ボックスで写真や絵でラベリング」「普段はオープンにしておく」といった提案をしています。子どもの手が届かない高い場所には、書類などを収納できます。来客時にはさっと隠せるロールスクリーンやカーテンをかけることでスッキリします。

プライベートルーム クロゼット

使う場所の近くに収納すれば出し入れもカンタン

家族が集うリビングダイニングの一角に、コミュニケーションコーナーを設けました。 家族の「情報ステーション」という位置づけで、オープンな棚がある収納スペースに、ボックスやラックを組み合わせています。 ランドセルや着替え、学校グッズなど子どもの身のまわりのモノを集めてボックスに分類。OURHOMEオリジナルのアイコンシールがオシャレでわかりやすさを生み出しています。 引き出しを開けずとも何が収納されているか一目瞭然。 スタンド式の掃除機などよく使うものだからこそ、さっと取り出せて、しまえる動作性はとても大事。 ロールカーテンを普段は半分だけ開けておく、 来客時は全部閉めておくなど調整できるのも嬉しいポイント。 ロールカーテンはインテリアを邪魔しないシンプルなものや、 モダンなものがたくさん出ているそうなのでチェックしてみてください。

コミュニケーションコーナー

靴と傘だけではない玄関収納

玄関は、家族みんなが必ず毎日つかう場所で靴や傘だけではなく、レインコートやアウターなどの外出グッズ、ダンボールやごみ箱など、実は色々なアイテムがあると便利な場所。何を、どこに、どんなツールやアイテムを使って収納するのか?それは家族みんなにとって、わかりやすいのか?アイテムの出し入れがしやすいか?と、ググッと暮らしに踏み込んだ玄関収納が完成しました。

エントランス

OURHOME

Emi/OURHOME(アワーホーム)
https://ourhome305yomu.com/
整理収納アドバイザー。片づけをキーワードに、気持ちのいい暮らしを提案するOURHOMEを主宰。双子の息子と娘の母。家族をまきこみ、気持ちがラクになる片付けが得意。大手通販会社での8年にわたる商品企画の経験を生かしたオリジナルのモノづくりや、セミナー開催など多彩に活躍。著書に『おかたづけ育はじめました』『小学生のおかたづけ育』(大和書房)など著書13冊、累計44万部。NHK「あさイチ」や「助けて!きわめびと」に出演するなど活躍の幅を広げている。

この記事は2019年9月〜11月にかけて当ウェブサイトで掲載された記事を編集したものです。