理想の2人暮らしを考える④ 間取り模型づくり編with CLASSY.Couples（クラッシィカップルズ）（全5回）
bloomoi（ブルーモワ）とCLASSY.Couplesがコラボレーションした“理想の2人暮らし”の共創プロジェクトをご紹介します。Brillia istシリーズ（賃貸マンション）における新しい展開を目的にスタートした当プロジェクト。カップルの理想をカタチにした住まいは2025年の完成を目指して進行中です。これまでCLASSY.Couplesと共にキッチンや洗面化粧台の水まわり設備、金物パーツ選びを通じて、理想の2人暮らしへのニーズを掘り下げてきました。今回は「間取り模型づくり編」と題して、理想の間取りをカタチにするまでの様子をお届けします。
CLASSY.Couplesとは
CLASSY.やCLASSY.ONLINEで、2人のライフスタイルやファッションなど様々な情報を発信するCLASSY.公式読者カップル。参加してくれた3組は、宇川美有紀さん／和志さん、奈良七海さん／峻幸さん、寺西明日香さん／空大さん。
CLASSY.Couples メンバー・プロフィール
https://classy-online.jp/couples_member/
これまでの様子
vol.1住まいのニーズ編
https://bloomoi.brillia.com/reports/entry_0016/
vol.2ショールーム見学タカラスタンダード編
https://bloomoi.brillia.com/reports/entry_0018/
vol.3ショールーム見学カワジュン編
https://bloomoi.brillia.com/reports/entry_0021/
間取り模型で住まいの空間を検証、実物の模型を囲んでアイデアを出し合う
理想の2人暮らしが叶う住まいをCLASSY.Couplesとbloomoiで共創している当プロジェクト。キッチンや洗面化粧台の設備、パーツ選びを経て、いよいよ間取りを検討する段階に入ります。今回は平面の間取り図案をもとに模型をつくって検証を行います。一般的に間取りを模型でつくることは少ないですが、模型の特徴である「意見やアイデアを出しやすいこと」に着目して、今回のような共創型プロジェクトに向いていると考えました。
目の前にある模型を囲みながら暮らしを思い描く時間は、とてもワクワクするもの。暮らす人の目線になって、実際に手で触れてみると気づきや発見がどんどん生まれます。実際の居住空間の10分の1縮尺で再現した模型は、野生司環境設計さんのご協力を得て制作しました。模型はすべて手作業でつくられており、細かな小物やパーツの再現までもを含めて多くの時間を費やして制作されています。その結果、具体的な暮らしをイメージできる間取り模型が完成しました。
完成した間取り模型、暮らしの温度感が伝わる理想の2人暮らし
これまで重ねてきたCLASSY.Couplesとのプロセスで、「関係性が対等である」「対話を重ねてお互いを理解する」「家事の役割分担が柔軟で、協力意識がベースにある」といったことが見えてきました。理想の2人暮らしで大切なことは、お互いの存在を感じながら自然とコミュニケーションが生まれること。そんな想いを叶える空間が完成しました。
キッチンは、リビングとの一体感が生まれる奥行きあるカウンターが特徴。ダイニングテーブルをキッチンカウンターに面して配置すれば、近い距離感で会話をしながら過ごせます。またリモートワークが定着した背景から、キッチン横にワークスペースを設けました。壁面にアートを飾るなどライフスタイルによってマルチに使えるスペースです。この場所で過ごすと部屋の風景はどう映るか。2人の距離感はどれくらいか。暮らす人の目線や意識を想像することによって、グッと住み心地よさの質が上がります。
キッチンや洗面化粧台の水まわり、機能性や生活導線が具体でイメージできる
CLASSY.Couplesの料理に関する家事分担のアンケート調査では、2人で並んで料理から片付けまでするカップルが約3割。料理と片付けで役割分担するカップルが約4割。自炊の頻度は高く、仕事がある平日の夜はほぼ家で料理をして2人で食事するライフスタイルです。時間に限りがある中で、キッチンや洗面化粧台は機能性が求められます。水まわりは、収納力、清掃性、動作のしやすさなどをしっかりと具体化しました。
キッチンは出し入れが簡単になる昇降型の吊戸棚、ラップなど使用頻度の高いグッズが取り出しやすい場所に収納できるマルチホルダー。2人で並んで料理しても十分な広さで、カウンターの高さを90cmにしており身長が高い方でも作業がしやすくなっています。洗面化粧台は三面鏡＆女優ライトで朝のメイクアップも楽しくでき、片側に洗面ボウルが寄せられた配置で2人同時の身支度ができます。
CLASSY.Couplesとの共創プロジェクトもゴールが見えてきました。住まいの空間は、キッチンの設備からドアノブひとつまで、実に多くの要素で構成されています。たくさんの選択肢から選ぶ上で、「自分たちがどんな暮らしをしたいのか」という軸を持つことがとても大切です。CLASSY.Couplesのみなさんは、お互いのことを思いやり、フラットに耳を傾けて対話を重ねていました。その軸を確認し合うプロセスが「理想の2人暮らし」をカタチづくる基盤になっています。最終回では、完成した間取り模型をCLASSY.Couplesのみなさんにも実際に目で見て、触れていただきます。たくさんの理想とアイデアを詰め込んだ空間をCLASSY.Couples目線でご紹介する予定です。
模型制作協力
株式会社野生司環境設計
https://nosu.jp/