家族みんなが自分らしく。家事のチーム化を叶える住まいづくり「子ども送迎サービス」完成編

bloomoi(ブルーモワ)では子育て世帯を対象にした暮らしの新提案プロジェクト「家事のチーム化*」で、現役子育てファミリーへのアンケート調査やグループインタビューを行い、様々なニーズや声を集めてきました。声をカタチにするひとつとして「子どもの送迎」に注目。子どもの送迎に付随する負荷を減らし、親子の安心感を醸成する仕組みを提案。現役子育てファミリーのニーズを叶えます。今回は、家事のチーム化プロジェクトから導入が決まった子ども送迎サービス完成編をお届けいたします。
*家事のチーム化とは
家事育児を家族みんなで協力し合うこと、ひとりに頼り切らない状態をつくること。家庭によって家事分担や家事のシェアのあり方はさまざま。家族みんなが自分らしくありながら、心地良くいられる暮らしを目指すこと。
*現役子育て世帯262名アンケート調査結果について
Voices:家族みんなが自分らしく。‘家事のチーム化’プロジェクト始動。男女の家事育児分担のリアルとは?
*子育てファミリーのグループインタビューについて
Joint report:家族みんなが自分らしく。家事のチーム化を叶える住まいづくりプロセス編
*家族みんなが自分らしく。家事のチーム化を叶える住まいづくり完成編with HugMug
Joint report:家族みんなが自分らしく。家事のチーム化を叶える住まいづくり完成編with HugMug
現役子育てファミリーが日々こなす、終わりなきリレー
夕暮れ時、オフィスからの帰り道。仕事の締め切りと子どものお迎え時間が交差し、学童から子どもをピックアップし、息つく間もなく学習塾へ。その間に夕食の準備を考え、明日の持ち物を思い出す───これは、ごくありふれた日常のワンシーンです。現代のファミリーが抱える負荷のひとつに習い事に付随する「子どもの送迎」があります。
データを見ると夫婦ともに年収700万以上であるパワーカップル世帯は増加傾向にあり、それに伴って子どもの習いごとへの投資額も上昇しています 。これは子どもの可能性を最大限に引き出してあげたいという願いの表れです。しかし、その一方で子どもの習いごとで最も負担に感じることとして、38%が「子どもの送迎」を挙げています。これは費用負担の22%を大きく上回る数字です。
データが示すのは子どもの成長のために金銭的な投資を惜しまない一方で、そのための時間的な余裕や子どもの送迎にまつわるインフラが追いついていないという現実です。bloomoiが考案する家事のチーム化では、家庭内の人手に頼らず「第三の相棒(機械やサービス)」の導入をコンセプトにしています。機械に任せられることは任せて、人の労力をできるだけ減らすことで余白の時間を創出します。この「第三の相棒」という視点で、子どもの送迎負荷を軽減するサービスを<Brillia 町屋プロジェクト>で導入することとなりました。
親子の安心感を生み出す「インターホン連携子ども送迎サービス」
<Brillia 町屋プロジェクト>で実現したサービスは「インターホン連携子ども送迎サービス」です。TOPPANが提供する「こどもび®(相乗りタクシーサービス)」とアイホンが提供するインターホンの連携によるもので、まちづくりとDXの知見を持つTOPPAN、住まいのセキュリティを支えるアイホンという各分野のプロフェッショナル企業との協業によって生まれました。
送迎負担を軽減するために開発された「こどもび®」は、小学校や学童、習い事の教室、そして自宅の間を、プロのドライバーが安全に送迎する相乗りタクシーサービスです。これにより、保護者は「お迎えのために仕事を早退する」「雨の日の自転車送迎に奮闘する」といった日常の悩みから解放され、より柔軟なタイムマネジメントが可能になります。予約は「LINE」から簡単に行うことができます。また相乗りを基本とすることで、複数のお子さまが同じ方向に移動する場合、料金が距離に応じて按分され、一人当たりの負担を抑える経済的な仕組みも実現しています 。
※ 送迎利用料は利用者負担となります。サービスの詳細については、利用規約に基づきます。
最も重要な安全性については、テクノロジーと人の目を組み合わせた多重のセーフティネットが用意されています。保護者は、スマートフォンのアプリ上で子どもを乗せたタクシーの現在地をリアルタイムで確認可能 。さらにタクシーに乗車した時、そして目的地で降車した時には、即座に通知が届きます 。ドライバーは、乗車時に名前や行き先を丁寧に確認し、降車時には子どもが建物の入り口に入るまでしっかりと見届けるという人の手による温かな安全確認も徹底。
実際に「こどもび®」を利用した保護者からは、「急な残業が入っても、送迎を気にせず仕事に集中できるようになりました」「平日に習いごとをまとめられるようになったので、週末は純粋に家族で過ごす時間に充てられています」「近くに頼れる身内がいないため、一人ですべてを抱え込むプレッシャーがありましたが、このサービスが心の支えになっています」と暮らしの変化を実感する声が数多く寄せられています。また子どもたちは「最初は一人でタクシーに乗るのにドキドキしたけど、ドライバーさんが優しかったからすぐに慣れた」「家の目の前まで送ってもらえるから、暗くなっても安心だった」と、ポジティブな感想を語っています 。
親子のコミュニケーションを創出する「外出先でも応答可能なインターホン」
<Brillia 町屋>が初のサービスとして、住まいのインフラである「インターホン」を融合、更なる安心感と利便性を実現しました。アイホンと共同開発したオリジナル仕様のインターホンシステムは、送迎のタクシーがマンションに到着すると、住戸内のインターホンにお知らせが届きます。子どもが、スマートフォンやタブレットを持っていなくとも、自宅内で到着が確認できるため、お迎えまで安心して自宅で待機することができます。
また、インターホンで遠隔応答ができるため、子どもが留守番をしている時などに、インターホンを通じて親子でコミュニケーションをとることもできます。
bloomoiが提案する新しいソフトサービスは、単なる利便性の向上を目指すものではありません。家族の在り方そのものを、より豊かで、より自分らしいものへと変えていくためのものです。子どもの送迎という日々のタスクを安心して第三の相棒である機械やサービスに任せる。それによって生まれるのは、かけがえのない時間と心のゆとりです。家族の時間は移動やタスクに追われるのではなく、家族みんなが自分らしく心地良くいられる質の高い時間へと変わっていきます。家族一人ひとりの人生に深く寄り添い、日々の課題を共に解決し、誰もが自分らしく輝ける暮らしを実現すること。bloomoiの挑戦はこれからも続いていきます。
Brillia 町屋:https://machiya.brillia.com/
こどもび®公式サイト:https://solution.toppan.co.jp/lifesensing/service/codomobi.html