bloomoiの認知や共感度は?期待する活動は?
1408人のアンケート調査①(全5回)
東京建物のマンションブランドBrilliaから生まれた、住まいと暮らしの共創プロジェクト「bloomoi(ブルーモワ)」では、今後より良い商品開発を行っていくために、活動に関するアンケート調査を実施しました。2023年11月に行ったアンケート調査では、bloomoiの認知度や共感度、住まいやインテリアへのニーズ、マンションの共用施設に欲しいものなど、暮らしにまつわる幅広いテーマへの意見を募りました。また、「ステイホーム」や「リモートワーク」といった言葉が生まれたように、コロナ禍は私たちの働き方や生活に大きな変化をもたらしました。アンケートでは住まいに求めるものや、自宅でのワークスペースの取り方など、コロナ前後での変化も聞き取りました。そこで全5回に分けて、アンケート調査で分かったことを詳しくリポートします。1回目はbloomoiの認知度や期待する活動についてお届けします。
公式SNSの活用により、回答数が大幅にアップ
まずbloomoiのアンケート調査の概要についてお伝えします。アンケート調査は2023年11月中旬〜下旬にオンライン上で実施し、Brillia Club会員やBrilliaオーナーズクラブ会員を中心に、計1,408件もの回答が寄せられました。6度目の調査となる今回は、例年の会員サイトやメルマガに加えて、東京建物BrilliaオーナーズクラブLINE、bloomoi公式Instagramでも広く募り、結果として2018年の前回調査(525件)のおよそ3倍となる回答を得ることができました。前回より有効回答数が大幅に増えたことで、より正確なニーズを把握することができ、さらに共感度の高い商品企画やサービスの展開につなげられそうです。
bloomoiの認知は約7割、公式WEBサイトからの認知度が上昇
アンケートでは初めに、bloomoiを知ったきっかけについて尋ねました。「bloomoiを知らない」と答えた数値を引いた認知度は69.0%。認知経路は前回同様、会員サービスの「Brillia Club」「Brillia オーナーズクラブ」が大半を占めました。ただし、どちらも前回よりスコアが下がった一方、「bloomoiの公式WEBサイト」が14.2%と3番目に高く、前回から9.2ptも上がりました。共創プロジェクトで生まれた商品企画や、Brilliaオーナーの声を集めたページなど、bloomoiの価値観を届ける公式WEBサイトの認知度が高まっているようです。
bloomoiへの共感は7割超、若い世代を中心に共感の輪
bloomoiへの共感について尋ねると、74.6%が「共感できる」または「どちらかと言えば共感できる」と答えました。性別ごとに見ると、男性が72.8%に対し、女性が78.5%とより共感度が高いようです。共感理由には「住まいと暮らしを豊かにするヒントを得られる」(女性、30代前半)、「消費者の意見を踏まえて商品を企画するという姿勢に好感が持てる」(男性、30代前半)、「住んだ後の住み心地のよさの付加価値を高めてくれる」(女性、40代後半)などといった声が寄せられました。一方、どちらとも言えない理由としては「自身の生活とのギャップがある」(女性、50代前半)、「自分の望む生活形態とはいささか乖離している」(男性、60歳以上)、「自分が関心のあることが少ない」(男性、60歳以上)などという意見もありました。若い世代を中心に、bloomoiの取り組みに好意的な声が寄せられたことは有り難く受け止めるとともに、幅広い世代やニーズに合わせた商品企画の必要性を改めて感じることとなりました。
インテリアの提案や環境問題への取り組みに期待する声
次に、bloomoiに期待することや参加してみたいイベントを挙げてもらいました。インテリア・セミナー面では「テーブルコーディネートやワインセミナー」(男性、60歳以上)、「インテリアの配色診断や生活に必要な小物の揃え方」(女性、40代前半)、「見せる収納や部屋に合わせたインテリアの提案」(女性、60歳以上)など、インテリアや収納にまつわる提案が期待されていることが分かりました。また、「子連れで参加できるイベント」(女性、40代前半)、「子育て世代のママ会」(女性、30代前半)といった子育て向け企画や、「ペットとの暮らし方」(男性、50代後半)などのイベントへの期待感も寄せられました。他には、「SDGsへの取り組み」(男性、50代前半)、「完全脱炭素住宅をショーケース化してほしい」(男性、50代後半)など、環境問題へのアプローチも求められている様子。多種多様なニーズやアイデアを把握することができました。
SNSの利用状況は?前回調査から利用率アップ
アンケート調査では、普段どのように情報を得ているのかを把握するため、SNSの利用状況についても尋ねました。『Instagram』の利用状況は、「閲覧あり」が58.4%を占め、そのうち「閲覧も投稿もしている」は20.0%。前回調査と比較すると、利用率が20.1ptも伸びていることが分かりました。また、『X(旧Twitter)』の利用状況は、「閲覧あり」が59.2%を占め、そのうち「閲覧も投稿もしている」は16.5%。こちらも利用率が前回から17.9pt上昇しています。『LINE』の利用率は89.8%で、前回から10pt以上伸びました。こうしたSNSの利用動向を踏まえて、引き続きbloomoi公式Instagramや東京建物BrilliaオーナーズクラブLINEでの有意義な情報発信に努めていきます。
"対話の場”を通して新しい住まいの形を届ける
bloomoiでは今後も引き続き、多様な価値観やニーズを探り、私らしさを大切にした暮らしのための商品企画に生かすため、グループインタビューやイベントを設けることを検討しています。こうした"対話の場”への参加意思を尋ねたところ、18.9%が「参加してみたい」と答えてくれました。また、「WEBアンケートであれば参加したい」との回答は55.5%で、半数以上の賛同を得ることができました。今後もたくさんの方々と対話を重ねるとともに、多くの意見を募り、住まいの新しい企画を世の中に送り出していきます。